耐食鋼・耐熱鋼加工.comによくある質問

Q – よくあるご質問

ニッケル合金の溶接の品質は大丈夫ですか?

A – 耐食鋼・耐熱鋼加工.comからの回答

 耐食鋼・耐熱鋼加工.comを運営している都ステンレス工業株式会社では溶接後、物を破損させることなくニッケル合金の欠陥や劣化を確認できる非破壊検査を行なっています。

 都ステンレス工業では原則として溶接線全線にPT(浸透探傷試験)を行っております。PTには染料を用いる方法と蛍光色を発する浸透液を用いる方法とがありますが、通常は前者にて行います。これは、ニッケル合金溶接部の表面上に染料を塗布することで視覚的に傷を発見しやすくする検査方法です。これによって、目視では見逃してしまいがちな表面についた小さな傷も発見できるようになります。

 また、ご要求される仕様によってはRT(放射線透過試験)を追加して行うことも可能です。RTによってニッケル合金の溶接部を観察するとブローホールなどの表面上からは確認できない内部欠陥を発見することができます。当社では、このような検査を適正に実施することによって、溶接品質の向上に努めております。

 その甲斐もあって、都ステンレス工業がニッケル合金の溶接を始めてから半世紀もの間、様々な業種のお客様のご信頼を得、継続して仕事のご依頼を承っております。

 なお、非破壊検査の詳細についてはこちら↓も参照してください。
試験・検査について

 ニッケル合金の溶接に関して、ご不明な点がございましたら耐食鋼・耐熱鋼加工.comにお問い合わせください。