このニッケル製の溶接品は、ある研究室から依頼があり納入した製品です。機密保持のため全体をお見せすることができませんが、曲げたニッケル板同士を溶接にて組合せています。ニッケルは、ステンレスなどの比較すると溶接が難しいと言われています。なぜなら、ニッケルの溶接にはパワーが必要で、使用率がかなり高い溶接機器を使わないと溶接ができないのです。さらに、他の鋼材に比較すると材料費が非常に高いので溶接においても失敗が許されない製品になります。

その点、耐熱鋼・耐食鋼加工.COMでは、純ニッケルやニッケル合金の製缶・溶接・板金製品を多く手掛けており経験とノウハウが豊富にありますので、こうした溶接品でも素早く加工し、お客様にお届けすることが可能です。また、一般的には入手が難しいとされるニッケルやニッケル合金などの材料から手配し、加工・溶接することが可能です。Ni201をはじめ、多くの純ニッケル・ニッケル合金の溶接加工品をフッ素化学関連のお客様に納入してきました。お困りの際はお気軽にお問い合わせください。