Before
左記の様な複雑な形状をした部品を無垢材（ソリッド）からの切削加工により製作すると材料費が嵩みます。また製造に要する時間がかかり製造コストも割高になってしまいます。
コストダウン事例
After
溶接にて部品を組み合わせることによって、高価な材料の投入量が減るため大幅なコストダウンとなります。
上記の事例では、接液面に設けた管台穴がフランジの反対側まで貫通しているため、ソリッドからの製作としていましたが、SUS304フランジ母材にニッケルの丸棒と板材から製作した部品を溶接で取り付ける設計とし、大幅なコストダウンと納期短縮を達成することができました。
POINT
耐食鋼部品を切削加工による一体もので製作すると製造コストがかかります。顧客からの要求によるため致し方ない場合もありますが、製造コストの制約などがあるときは部品加工と溶接組み立てによる方案も提案してみましょう。