こちらは、材質MAT21を用いて製作したバケットと呼ばれる製品です。この製品は、1200~1300度の炉の中に材料を投入する時に使用するもので、耐熱性が材質特性として求められます。
弊社にご相談をいただくまではSUS310Sで製作されていましたが、製品寿命が1年未満と短く、頻繁にメンテナンスする必要から生産性にも悪影響を与えていました。
そこで、耐食鋼・耐熱鋼加工.comでは、耐熱性を持つ材料を選定の上、幾つかの材料をテストし、MAT21が製品の求める耐熱性・耐食性を満足することが分かり、採用することにしました。この製品の場合には冷却目的でバケット内部に水の循環が隅々まで進むように構造変更もしており、材料変更と共に提案することで、3~4倍の製品寿命が達成できました。
このような特殊環境下で使用する製品では、材質特性がカギとなります。
耐食鋼・耐熱鋼加工.comでは、これまでに特殊材料を多く取り扱っていることから、これらのノウハウにより最適な提案が可能です。お困りの方は弊社までご連絡ください。
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