このチタン製の製缶品は、特殊な粉体を乾燥させるためのロータリーキルンです。乾燥後の火冷却段階で使用されます。

外観としては単純なチタンの板金加工品になりますが、乾燥させる内部の粉体を送る螺旋羽の形状に特長があります（企業秘密により非公開となります。ご了承ください）。

一般的に、チタンの溶接加工を行う場合にはシールドガスの施工が必要となっており、鉄やステンレスなどの溶接のみを行う工場では対応することができません。また、チタン製缶品およびチタンの板金加工品は、設備を導入した後の補修点検等で手間がかかるために、敬遠されがちです。

弊社では、このように手間がかかるチタンの薄板溶接の加工実績を数多く有しており、チタンを含め特殊な耐食材の板金加工に慣れており、今回のような4mm　2mmのチタン薄い板を溶接する加工など特に難しいとされている溶接でも、ご要求に応じて対応することが可能です。

チタンの溶接や製缶、板金加工でお困りの場合には、ぜひ耐食鋼・耐熱鋼加工.comを運営する都ステンレス工業までお気軽にご相談ください。