こちらの製品は耐熱鋼MA23を使用した製品で、炉内でのセンサーを固定するための部品となります。こちらの製品の使用環境としては、1050℃近辺の温度の炉内となっており、溶接部の脱落が最も懸念される事故として挙げられます。
そこで、今回、溶接部の脚長を増やす事で、より溶接強度を高める事で使用時の脱落が起きないように対策を行いました。
脚長を増やしてつけていくことは入熱の増加を招く事を意味し、歪みの発生や耐食性の低下等が懸念されます。そのため、いくら高温強度のあるMA32と行っても、入熱管理は徹底しなければなりません。
当社は耐熱鋼や耐食鋼などの特殊鋼の溶接を伴う製缶品を数多く手掛けてきており、入熱管理は万全です。今回の耐熱鋼MA23を使用したような製缶品お困りの場合には、耐食鋼・耐熱鋼加工.comを運営する東京都北区の都ステンレス工業までお気軽にご相談ください!
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