このステンレスSUS310S製の製缶品は、粉体の加熱処理に使用されるバッチ炉です。

当社では、このようなステンレスを使用したバッチ炉を多く製作してきましたが、今回は、既設のバッチ炉のスケールアップのご要望があり、当社で設計・製作しました。

お客様からのご要望は、スペースはそのままで、容量を極力大きくしたいということがありましたので、ベースやケースは既存のものをそのまま転用してバッチ炉の内容積だけを大きくできるように再設計し製作しました。

なお、今回このバッチ炉以外にも、容量アップによってヒーターの再選定・設計も必要でしたので、こちらも併せて弊社で設計を行いました。

耐食鋼・耐熱鋼加工.comを運営する東京都北区の都ステンレスでは、こうしたステンレス鋼を使用した製缶板金の製作のみならず、周辺装置の設計も一部承っております。一度ご相談頂ければ当社のこれまでの経験を活かし、ご提案させていただきます。